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宮崎市清武町にある個別指導の学習塾、澤塾個別清武校です。
宮崎県立高校入試まであと193日
大学入試共通テストまであと147日
前回は6月の地区実力テストにおける宮崎農業高校の分析をしました。
今回は清武中や加納中からも進学する人が多い宮崎南高校について書きます。
以下が昨年度と今年度の6月統一模試の学科ごとの志望者の平均点(500点満点)です。
学科:昨年度 / 今年度 / 今年度志望者数 / 定員
普通科:272.9点 / 280.6点 / 328名 /280名
フロンティア科:327.2点 / 344.3点 / 83名 / 80名
地区平均:263.7点 / 265.6点
まず言えるのは今年度の方が普通科とフロンティア科いずれも難化しているということです。
なんとフロンティア科は昨年度より17.1点も平均点が上がっています。
かなりレベルが高くなっていますね。
また、普通科もフロンティア科も定員を超えており、志望者全員は合格できないですね。
特に普通科の場合フロンティア科などを不合格になった人が回ってきます。
その分普通科志望の下位の人が押し出されて不合格になります。
それだけではありません。
宮崎大宮高校、宮崎西高校などを志望している人たちが今後宮崎南高校に志望を変えてくることが考えられます。
そうなるとさらに平均点が上がってきます。
事実、昨年度の10月に行われた最後の地区実力テストの平均が普通科が286.1点、フロンティア科が344.0点でした。
普通科が13.2点、フロンティア科が16.8点も平均点、つまり合格点が上がったことになります。
ちなみに10月の地区実力テストの平均が268.6点でした。
6月に比べて4.9点上がっています。
これを差し引いても普通科が8.3点、フロンティア科が11.9点上がっています。
以上からある程度合格点が見えてきます。
フロンティア科は合格点が360点前後。
普通科は流れてくる人数が読めないので難しいのですが、
合格するためには280点は欲しいところです。
しかし、合格さえすればいいというわけでありません。
南高校に行こうという人は大学などへの進学を考えている人がほとんどだと思います。
高校で良い成績を取れるようにならなければ目指す大学へは行けません。
ギリギリで普通科やフロンティア科に合格してしまうとどうなると思いますか?
では想像してみてください。
クラスメイトはみんなあなたより成績の良い人ばかりです。
宮崎南高校の先生はあなたに合わせた授業をしてくれるでしょうか?
もちろん、答えはノーです。
(あなたにとって)難しい授業が(あなた視点で)すごいスピードで進んでいきます。
ほどなく学校の授業がわからなくなっていくこと請け合いです。
待っているのは赤点という不名誉な勲章でしょうか。
こんなことにならないようにせめて普通科やフロンティア科の真ん中より上を目指しましょう。
合格点プラス20点~30点くらいが目安です。
夏休みも間もなく終わり来週から学校が始まります。
残り200日足らずで、進学できる高校が決定されます。
それを意識して日々行動しましょう。
※この分析はあくまで個人の見解ですので参考程度にお考え下さい。
【2019年度実績】
清武中15名+加納中3名+田野中2名+赤江中1名が志望する県立高校に全員合格!