こんにちは、澤塾個別清武校です。
10月に行われた「地区実力テスト」の結果詳細が判明しました。
当塾では、県内の他塾様と連携し、多くの受験生データを収集・解析しております。
今回はその確かなデータに基づき、県内屈指の難関校「宮崎西高校・普通科」について、最新の志望動向と合格ラインを徹底分析します。
公表されたデータを見て、「普通科の倍率は1.08倍。今年は広き門だ」と安心していませんか?
その油断こそが、最大の落とし穴です。
数字の裏に隠された「理数科からのスライド合格」というカラクリを読み解くと、本当の厳しさが見えてきます。
✅ 理数科(外部枠40名)に対し89名が殺到。約50名があふれ出る
✅ 普通科の倍率は1.08倍だが、スライド組の流入で実質倍率は上昇
✅ スライド組は高得点層。ボーダーラインの生徒が玉突きで押し出される
データで見る「理数科」の隠れ高倍率
まずは、今回判明した宮崎西高校の志望者データを見てみましょう。
普通科の状況を正確に把握するには、まず「理数科」の激戦ぶりを知る必要があります。
| 高校・学科 | 募集定員 | 志望者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 宮崎西・理数科 | 120名 | 89名 | 0.74倍(?) |
| 宮崎西・普通科 | 240名 | 258名 | 1.08倍 |
理数科の倍率は一見定員割れに見えますが、これは大きな間違いです。
外部枠「たった40名」の厳しい現実
宮崎西高・理数科の定員120名のうち、約80名は併設中学校(西附中)からの内部進学で埋まります。
つまり、高校受験から入れる枠は、実質「40名」しかありません。

【西高理数科のサバイバル状況】
志望者 89名 ÷ 外部定員 40名 = 実質倍率 約2.23倍
あふれる人数:89名 - 40名 = 約49名
この数字が示す通り、約50名もの成績優秀者が理数科の枠からあふれます。
彼らの平均点は360点台後半。今回の地区平均(229.4点)より約140点も高いトップ層です。
「1.08倍」に潜む罠。実質倍率は?
普通科の志望者は258名。定員240名に対してプラス18名しかオーバーしていません。
「倍率1.08倍なら、ほとんど合格できるのでは?」と思いがちですが、ここで「理数科あふれ組」の動向が重要になります。
上位層が「上」から降ってくる恐怖
理数科からあふれた約50名のうち、仮に「半数(約25名)」が第2志望の普通科へスライドしてきたと仮定します。
(※市外への回帰や大宮志望者を除いた、現実的な推計値です)
【西高普通科の実質倍率シミュレーション】
- もともとの普通科志望者:258名
- 理数科からのスライド組(推計):約25名
合計:約283名
【実質的な競争構図】
283名 ÷ 定員240名 = 約1.18倍

数字上の倍率は1.18倍ですが、恐ろしいのはその「中身」です。
スライドしてくる約25名は、平均360点台後半の猛者たちです。彼らは普通科の上位合格枠(1位〜25位付近)を確実に埋めてしまいます。
結果として、もともと普通科を志望していた258名の生徒は、残された枠を巡って玉突き事故のように押し出される形になります。
油断できない合格ライン
今回の地区実力テストは平均点が低く(229.4点)、難易度が高いものでした。
普通科志望者の平均点は290点台後半ですが、「スライド組の割り込み」を考慮すると、安全圏はもっと高くなります。
澤塾が予測する「真の合格ライン」
「定員割れに近いから大丈夫」という油断は禁物です。
- 安全圏目標:360点以上
(ここまで取れば、理数科スライド組とも対等に戦えます) - ボーダーライン:330点前後
(300点台前半は、スライド組に押し出されるリスクがある「危険水域」です)
「平均点(約300点)くらいあれば受かるだろう」と思っていると、足元をすくわれます。
残り数ヶ月、確実に合格を勝ち取るために「プラス40点」を目指して基礎を固め直しましょう。
スライド組に「競り勝つ」冬期講習
「倍率が低いと聞いて安心していたけど、話が違う…」
「理数科組が降りてくるなんて…」
そんな不安を感じた受験生の皆さん。
澤塾個別清武校では、数字のトリックに惑わされず、
「確実に合格できる実力」を養成します。
この冬、本当の勝負強さを手に入れませんか?