宮崎南高等学校の進路状況

本日は清武中や加納中から距離的に近い宮崎南高等学校の進路状況のお話をします。

昔からですが、高校の教師を始め宮崎の方たちは国公立大学に受かることに重きを置いています。

宮崎県立私立を問わず、高校の進路状況を見ると国公立大学の合格者数を大きな文字で発表しているホームページが多いですね。

なのでここは国公立に絞ってお話をします。

ここ5年間の合格実績がホームページに載っています。

黄色く網掛けをしたところが国立大学と公立大学を合計したものです。

見ればすぐわかる通り、今年度の合格者数はここ5年間で最低だったことがわかります。ただ、私立大学の合格者数がここ5年間で最高なので、一概にこの学年が良くなかったとは言えません。

宮崎南高等学校はフロンティア科が定員80名、普通科が280名ということを考えると国公立大学に行くためには普通科で50番内くらいにいないと厳しいのかもしれませんね。

一昔前は宮崎南高等学校は国公立合格者数が宮崎で一番多いと誇っていた時期がありました。

確か国公立大学の合格者数が300名を超えていたように記憶していますが、これは私立の有名大学に指定校推薦をした生徒に国公立の前期試験と後期試験を受けさせて両方合格させるというバカなことをやって出した数字でした。

自己満足以外の何ものでもないですが、今はこんなことはしていないと信じたいです。

ちなみに他の高校も似たり寄ったりのことをしていました。

大宮高校だけは指定校推薦をしないという別方向の愚行をいまだに続けているので、水増しはないですね。

意味の分からないプライドか伝統なんでしょうが、こと進学に関しては生徒本位の高校でないことは確かです。