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宮崎市清武町にある個別指導の学習塾、澤塾個別清武校です。
宮崎県立高校入試まであと189日
大学入試共通テストまであと143日
6月に行われた地区実力テスト、今回は宮崎西高編です。
宮崎西高校には普通科と理数科があります。
理数科は宮崎県内で最難関の学科です。
毎年の進学実績も旧帝大や医学部など華々しいものがあります。
以下が昨年度と今年度の6月統一模試の学科ごとの志望者の平均点(500点満点)です。
学科:昨年度 / 今年度 / 今年度志望者数 / 定員
普通科:337.3点 / 348.8点 / 278名 /240名
理数科:410.0点 / 408.2点 / 86名 / 120名
地区全体平均:263.7点 / 265.6点
昨年度と今年度の平均点を見てください。
普通科は10点以上平均が上がっています。
普通科については難易度が去年より上がったということが言えます。
難易度については理数科はほぼ横ばいです。
理数科は定員割れしていますが、少し説明が必要です。
理数科の定員120名のうちおよそ2クラス分の80名程度はすでに決まっているのです。
宮崎西高附属中学校の生徒達、2クラスがそのまま持ち上がりで理数科になります。
ただ、全員が理数科に入るわけではありません。
途中で地元の公立中に転校する人や他の高校に行く人が少数います。
よって、理数科の募集定員は40名を少し超えることが多くなります。
昨年度は42名の募集定員になっていました。
理数科の志望者86名は40名ほどの定員に対するものです。
つまり現時点で倍率が2.0倍くらいということになります。
入試が近づくと理数科をあきらめる人が出て、倍率が下がっていきます。
昨年度は理数科の最終倍率は1.47倍でした。
志望者数については普通科がすでに定員を38名超えています。
理数科などを不合格になった人が普通科に回ってきます。
見かけの倍率よりも厳しくなるのはすでに取り上げた宮崎大宮高校や宮崎南高校と同じです。
昨年度最後の10月地区実力テストでは普通科も理数科も平均点が上がっています。
普通科が346.5点、理数科が416.0点でした。
これは自分のレベルでは普通科や理数科に通らないと気付いた人たちがドロップアウトしていくことが主な要因だと思います。
ありていに言えば、下層が消えて平均点が底上げされるパターンですね。
さて以上から今年度の合格点(ボーダーライン)を考えてみます。
普通科は340点、理数科は430点程度が妥当なところでしょうか。
毎回書いていますが、ギリギリで合格してもつらい高校生活が待っているだけです。
合格点にプラス20点から30点取れる実力を目標にしていきましょう。
夏休みが終わり、学校が再開しました。
今年はコロナの影響で学業にもいろいろと悪影響が出ています。
それをカバーできるように効率の良い学習をしていく必要があります。
【2019年度実績】
清武中15名+加納中3名+田野中2名+赤江中1名が志望する県立高校に全員合格!