夏期生募集中!

【宮崎県立高校入試】数学のトリセツ① ~まずはここから!試験の全体像と得点源の大問1・2を完全攻略~

はじめに:宮崎県の数学入試、実はチャンスだらけ!

「高校入試の数学って、難しそう…」なんて思っていないかな?大丈夫!宮崎県の数学入試は、過去6年間(2020年~2025年)、テストの基本的な作りがほとんど変わっていないんだ。試験時間は50分、100点満点で、大きな問題はいつも5つ。

これって、実はすごいチャンス!なぜなら、どんな問題が出るかがある程度予想できるから、計画を立てて勉強すれば、しっかり点数が取れるってことだからね。

この「トリセツ(取扱説明書)」は、ただの過去問解説じゃない。宮崎県の数学入試に隠された「問題のねらい」や「合格点をゲットするためのコツ」を、キミにだけこっそり教えるためのものだ。「どうしてこの問題が出るの?」「どうやって勉強すればいいの?」そんな疑問に、ズバッと答えていくよ。

一度読んで終わりじゃもったいない!勉強の相棒として、何度もこのトリセツを開いてみてほしい。過去問を解くたびに読み返せば、「なるほど、そういうことか!」って発見がきっとあるはず。このトリセツが、キミの努力を「合格」という最高の結果に変えるための、心強い味方になることを約束するよ!

第1部:大問を一つずつやっつけろ! — 問題のねらいと攻略法

1. ウォーミングアップじゃない!得点源の【大問1】

大問1は、だいたい30点分くらいある、テストの土台となる超重要なパートだ。ここは準備運動じゃない。むしろ、合格点をがっちり確保するための「得点基地」と考えよう!中学3年間で習った基本と、速くて正確な計算力が試されるぞ。

ここがポイント!

大問1は、毎年8問くらいの小問題セット。内容はいつも似ているから、対策はバッチリ立てられる。ここでスラスラ解けると、後の問題にもリラックスして挑戦できるよ。

計算問題オンパレード: 中学数学の計算力が全部試される!

  • 整数の計算: プラス・マイナスの計算。例:2025年 3+(-7)、2024年 -8-(-3)
  • 分数の計算: 割り算は逆数にしてかける!例:2025年 4/3 ÷ (-5/12)、2024年 -3/7 ÷ (-9/14)
  • 文字式の計算: カッコを外して、仲間(同類項)をまとめる。例:2024年 2(a-2b)-(5a-4b)。2025年には (a-2b)² のような展開公式を使う問題も出たね。
  • 平方根(ルート)の計算: ルートの中を簡単にしてから計算。例:2023年 √50 + √8 – √18、2022年 (√3 + √2)²
  • 方程式: 一次方程式や連立方程式は、解き方をしっかりマスター!例:2025年 連立方程式、2024年 5x+12=7x-4
  • 二次方程式: 因数分解か、困ったときの「解の公式」!例:2024年 x² + 4x – 12 = 0、2023年 9x² = 5x

知識を問うミニ問題: 計算だけじゃないぞ!

  • 確率: コインやサイコロの問題が定番。落ち着いて全部のパターンを書き出そう。例:2025年 さいころ2個、2024年 10円硬貨3枚。
  • 資料の活用(データの問題): 最近、この問題がちょっとレベルアップしてるから要注意!下の分析をチェック!
  • 作図: コンパスと定規は友達!垂直二等分線や角の二等分線の合わせ技がよく出る。例:2025年 ピザを6等分する線の作図、2024年 2つの場所から同じ距離にある点を見つける作図。

レベルアップ中の「資料の活用」問題

ここ数年、大問1のデータ問題は、ただ計算するだけじゃなく、「このグラフから、本当は何が分かるの?」っていう、深い理解を問う問題に進化しているんだ。

例えば、2023年の箱ひげ図の問題では、「この図から平均値は分からないよね?」ってことが問われたり、2025年には2つのグラフを比べて「こっちの方が気温が高い傾向にあるって言えるのは、なんで?」と理由を説明させたりする問題が出た。

これはつまり、「公式を覚えて計算するだけじゃダメだよ!」というメッセージ。箱ひげ図やヒストグラムがそれぞれ何を表しているのか、その「意味」をしっかり理解しておくことが、攻略のカギになるんだ。

2. 国語力も試される?文章問題の【大問2】

大問2は、キミの「翻訳力」が試される場所だ。国語の文章問題みたいに、会話やストーリーを読んで、それを「数学の言葉」、つまり式に正しく置き換える力が求められるんだ。

よく出るストーリー

テーマはいろいろだけど、やることはいつも同じ。「問題文の情報を整理して、式を立てて、説明する」ことだ。

  • 規則性: カレンダーの数字の並びや、タイルを並べたときのきまりを見つけて、文字式で説明する問題。2025年のカレンダー問題や2020年の数字並べ問題みたいに、会話をヒントに証明を完成させるパターンが多いよ。
  • 確率: 大問1よりちょっと複雑。樹形図や表を丁寧に書いて、起こりやすさを比べる説明問題も出る。
  • 文章題(方程式): カレーと肉じゃがを作る話(2023年)や、生徒会新聞の記事(2022年)みたいに、ストーリーに隠された条件を見つけて式を立てる問題。

文章題の「ワナ」と「証明」

大問2の難しさは、計算じゃない。式を立てるまでの道のりにある。2023年の「カレーと肉じゃが」問題では、レシピの「2人分」「5人分」という単位を見落とすと、式を間違えちゃう「ワナ」が仕掛けられていた。

そして最近は、2025年のカレンダー問題みたいに、「なぜそうなるの?」を文字式で証明させる問題が増えている。答えだけじゃなく、キミの考え方をしっかり見ているってことだね。会話の流れに乗って、一緒に問題を解決していくつもりで取り組もう!

今回はここまで!
次回は、いよいよ合否を分ける応用問題セクション(大問3, 4, 5)の攻略法を解説するよ。お楽しみに!

数学の「苦手」を「得点源」に変えよう!

「この問題、どう考えればいいの?」澤塾個別のマンツーマン指導なら、あなたの「わからない」に徹底的に向き合います。
まずは無料体験で、成績が上がる指導を実感してください。

▶ 無料体験で、数学の苦手意識を克服する